ココナラは自分のスキルややりたい事を気軽に販売できるスキルシェアマーケット。
ビジネスをしたことがない方でも自分のページをもって販売する事が出来ます。
その時に気になるのが価格設定。
価格設定ってどうしたらいいの?
と考えてしまうあなたに今回は、ココナラでの価格設定のポイントをお話しします。
また、値引きなどを言われた際にどうしたらいいのか、と言う事も解説していきますね。
ココナラの価格設定はどうしている?
ココナラのサービス価格を決める際に考えることがいくつかあります。
・一律価格か、オーダーメイド価格か
・オプションを設定するか
・時間制にするか、1回あたりの価格にするか
まず、価格を決める際に、1回あたりの金額で考える一律価格にするのか?
一度見積もりや相談を頂いてから価格を決定するのか?
と言う事を考えていきましょう。
例えば、私は占いを出品していますが、1回あたりの鑑定料を決めて出品しています。
占いはオーダーメイドになりにくい商品ですが、たとえばデザインなどのサービスは、人によってオーダーしたい内容が異なる場合があります。
また、納品物がある場合は、送料や梱包の価格なども変わってきます。
その場合は一律で価格を設定してしまうと、不平等さが出てしまう事も。
サービスによっては、同じ価格にするのか、オーダーメイド価格にするのかを決める必要があります。
オプション価格を設定するか?
ココナラではオプションメニューを追加設定することができます。
例えば、占いたい事1件につき500円の価格だったとします。
でも質問がいくつも出てきた場合、または鑑定内容について追加で質問したい、と言う方も中にはいらっしゃいます。
そういう時に、一度クローズしてからまた申し込んでもらうのはお手間ですよね。
オプションで追加代金を設定しておけば、その場ですぐ追加することも可能です。
例えば、イラストの場合、1枚当たりの価格であればオプションで1枚追加の料金を設定してみましょう。
- 追加鑑定1件
- 30分追加
- 1枚追加
- 調整価格
オプション設定以外にも、見積もり相談という機能もあります。
見積相談では、価格の相談をして、提案をすることで決めることができます。
ただし、見積もり相談は、価格を交渉する時間がありますし、見積もりだけで購入してもらえない場合もあります。
あらかじめオプションを表示させておくことで、およその金額が予想できる方が、購入者さんにとっても嬉しいでしょう。
時間制にするか1回あたりの金額にするか
ココナラでは1回あたりの値段設定と、時間制で価格を決める値段設定があります。
ここならでは、通常相談と電話相談があります。
この電話相談の場合は1分当たりの金額で設定することが可能です。
また、ビデオチャットでの相談の場合も、1回60分で3000円と言うように時間で区切ることで追加の30分などのオプションをつける事も出来ます。
通常相談であれば、1回あたりの金額設定になりますが、ビデオチャットや電話相談は時間制になるので、出品するサービスによってどちらの方が向いているか考える必要があります。
電話相談やビデオチャットだと、電話鑑定や、カウンセリングやコンサル、レッスンのようなサービスが時間制にしやすいでしょう。
ココナラで値段設定をする際にはリサーチが大事
値段設定する場合は、やはりリサーチが非常に重要です。
ココナラでは、人気のスキルシェアマーケットなので、当然ライバルも多いです。
値段設定をする際は是非、ライバルの値段もチェックして下さい。
同じようなサービスを出品している人を探して値段がいくらなのか?
オプションはいくらなのか?
と言うところに注目してみましょう。
見積り相談をしている出品者がいれば、実際に見積もり依頼を出すことも出来ます。
実際に購入してみる事も良いでしょう。
しかし、出品者の中には、同業者だとわかると購入を断られてしまう事もあります。
私も占いを断られたことが実はあるんですよね…。
その時は占ってほしかっただけなんですが。
リサーチは結構大事です。
ただ、やり過ぎには注意しましょう。
ココナラのカテゴリーで出品したいジャンルを選択し、価格をチェックしてみるところから始めてみてくださいね。
ココナラ以外の場所での値段設定もチェックしよう
ココナラなどのスキルシェアマーケットは、価格が安くて有名です。
ココナラに限らず、ストアカや、タイムチケット等、様々なスキルシェアサイトの売りが、安く良質なサービスを受けることができるというイメージが強いです。
しかし、本当にその値段設定であっているのか?
一度ココナラ以外の場所であなたと同じサービスがいくらなのか?と言う事を認識しておきましょう。
値段設定する際に注意する事
値段設定をする際に注意したい事は、手数料です。
ココナラでは電話相談以外では22%の販売手数料がかかります。
電話相談では1分当たりの金額に応じて細かく販売手数料が決められています。
1000円のサービスを販売しても700円程度の報酬になってしまいます。
手数料については、ココナラが健全なサイトとして運営していくための必要経費なので、仕方がないです。
ただし、手数料を引いた後に受け取る報酬が適正かどうかは考えてみましょう。
あまりにも安い場合は、あなたのモチベーションにも関わってきます。
手数料を引いた価格も一度考えてみましょう。
まずはカテゴリーごとの最低金額で値段設定しよう
ココナラはライバルが非常に多く、購入者も価格を重視する傾向があります。
これから出品する場合、これまで色々値段設定のお話をしてきましたが、まずは最低価格で出品する事をお勧めします。
実績がゼロの場合、まずは実績を積んでいく必要があります。
これまで、ココナラ外で大きな実績があれば別ですが、そうではない場合は、まずはカテゴリー最低価格で出品してみましょう。
例えば占いであれば500円から出品出来ます。
デザインなどは3500円が最低価格です。
まずは、あなたのサービスを購入してもらうために、「見つけてもらう」「実績を積む」と言う事を大切にして行きましょう。
値段設定を変更したい場合
値段設定は簡単に変更することができます。
最低価格で、ある程度実績が付いてきたら、価格をあげる事も検討してみましょう。
もし、リピーターさんが付いている場合は、必ず、リピーターさんに価格がアップすることを連絡しましょう。
理由が分かれば、値段がアップしても納得していただけるでしょう。
例えば、納品物があるデザインの場合、原材料の高騰などが考えられます。
正当な理由があれば、納得できますよね。
また、労力に関しても同様です。
お申込みがたくさん入り過ぎてしまった場合。
価格をあげることで、購入者を絞ることができます。
仮に購入者が減ったとしても、価格をあげた分売り上げが変わらないでしょう。
価格が自分の欲しい金額になっているか?
ココナラでは安い価格が当たり前のようになっていますが、
適性価格と言うものも大事です。
例えばデザインなどのサービスは時間と労力のかかるものです。
安くすれば確かに売れる可能性はありますが、あなたの労力に見合っているかは考えなければなりません。
例えば、「これは高いんじゃないか?」と迷った場合。
その作業が当たり前にできるあなたにとっては高いと思うかもしれませんが、そのサービスができない人にとっては非常に時間も手間もかかるからお願いしたいわけです。
また、クオリティが高いサービスが欲しいと思っているかもしれません。
やすいサービスよりも納得のいく価格の方が安心するという場合もあります。
価格は自分が考えた価格の半分にすると、自分の中でも「安い!」と感じることができます。
自分がそのサービスを購入する立場だった場合、その価格で購入するかどうかも考えてみましょう。
値引き相談をされた場合
中には安くサービスを受けたいという購入者もいるかもしれません。
しかし、ココナラでは値引き設定をする仕組みはありません。
私も一度ダイレクトメッセージから値引きを求められたことがあります。
その時は、価格と条件が見合わなかったためお断りしました。
このように、提示価格と、自分の労力に見合っているのか?と言う事をしっかり考えてみましょう。
どうしても値引き交渉を受ける場合は、見積もり相談から連絡を貰い、提案することで価格を下げる事は出来ます。
しかし、一度値引きを受け入れてしまうと、他の型との不平等が生まれてしまいます。
値引きする場合は、作業内容を減らすか、別メニューを立ち上げて正式にメニューとして他の方も購入できるようにして挙げた方が良いです。
リピーター価格もお勧め
値引き交渉ではありませんが、リピーターさん用のサービスを出品しておくこともお勧めです。
リピーターさんには価格を少し安くするなど工夫すれば、また購入していただける可能性があります。
また、オプションでまとめて購入してもらったらその分トータルで少し安くなるというような見せ方もお勧めですよ。
まとめ
ココナラの値段設定は、まずは最低価格で出品することをお勧めします。
実績を積みながら、ライバルの値段設定も確認してみてください。
その他にも、時間制にするのか、1回あたりの金額にするのか?
オプションはどうするのか?
と言う事もチェックしながら値段設定をしていきましょう。
同業者の値段設定と、あなたが時間と労力に見合っているかというバランスを考えて値段設定を徐々に上げていきましょう。
値段設定を変える場合はリピーターさんにはご連絡する事をお忘れなく。